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ワタシの「山」は・・・


alasemagmgannmaatesine

先日、セガンティーニ展に行ってきた。

彼の作品はNHKの「日曜美術館」で観て以来、展覧会を楽しみにしていたのだが、東日本大震災の影響で延期になっていたのだ。なので今回は待ちに待った展覧会である。代表作である「アルプスの真昼」や「アルプス三部作」をじっくり観てきた。

彼の初期の作品は宗教を描いたものが多く、また彼が暮らした街の天候に曇天が多かった事、そして彼が孤児院育ちであった事から題材も画風も薄暗い印象のものが多いが、こないだのロートレックとは大違い!全く「闇」はカンジなかった。むしろその逆で、もちろん寂しさや屈折は感じるものの、どちらかと言うと人恋しさという印象だ。そしてアルプスへ行った以降はその画風はもちろんの事、色使い、そしてモデルである農民たちを見つめる視線の温かさを感じた。彼もロートレックも画家であるから「本当に人をよく見てるなぁ~」と感心する一瞬を描いているが、ロートレックが憂さ晴らしをしているとしたら、彼はモデル本人も気づかない様なステキな一瞬を描いてる様に思えた。例えば仕事の合間にフと野の花に視線を移す少女、ついうっかり居眠りしてしまった少年、そして妻を気遣う夫など。そしてその背景には雄大で冴え渡る美しさの蒼いアルプスがあるのだ。 ああ、行きたいね、アルプス~。

セガンティーニと言えば「ディヴィジョニスム(分割主義)」画法である。詳しい事はよ~知らんが、筆で面を描かず点や線を描き、その色はそのものの色だけではなく補色の全て入れる。これにより遠目からみると色が鮮やかに浮き上がり、立体感とリアル感が増す・・・というものらしい。事実写真の「アルプスの真昼」は全て線で描かれているのだがどうだろう。近寄って観ると、その色数の多さと線の繊細さに驚く。

アルプス三部作を製作中、41歳という若さで突然この世を去った彼はその死に顔を弟子に描かせている。眉間残った皺に製作への並外れた苦悩は感じるが、ナント人の良さそうな顔だなぁと感じた。彼の最後の言葉は「私は私の山が見たい」であったらしい。彼の「山」とは一体なんだったのだろうか。どんな姿だったのだろうか。人を大きく愛し続けた画家の心は、残された作品から推測するしか出来ない。

アナタは、最後にどんな山を見たいですか?
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