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梅雨入りですか。

仕事の隙間時間に彼女の画集をパラパラ眺めた。Frida Kahlo(フリーダ・カーロ)。メキシコの現代絵画を代表するオンナ絵師である。自画像が有名で映画化もされたのでご存知の方も多いだろう。繋がり眉毛のオンナである。

ワタシの勝手な持論だが~。

「勘が鋭い」のはもともと「疳が強い」事だと思う。この「疳」は宇津救命丸でお馴染み「疳の虫」。赤ちゃんのイーーーッ!!である。この赤黒くドロついた感情が打たれ、焼き入れられ、研ぎ澄まされると「勘」という「刃物」になる。「強い疳」は「鋭い勘」になり、それはまるでウルヴァリンのアダマンチウムの如く体内に棲息し、危機を察知すると無条件にシャキーーンっ!と身体中から飛び出て原因を刺し、斬り、殺すのだ。

似て非なる言葉で「感受性」というのがある。これはイメージでいうと「水」。外側から受けた刺激に体内の水が反応する。どんな刺激で反応するかは人それぞれだが、その水が「豊か」な人は些細な事で揺れるのだろう。また、揺れ方も様々。ジワッと身体から滲み出たり、零れたり、蒸気となって漂ったり、氷となって覆ったり、氷柱となって自身を貫いたりする。あくまでも自分に向けて起こる変化だ。

だから、実際にどんな画材を使っていようとも、疳が強く、勘の鋭い人の絵や作品は血糊の様な油絵具のベタつきを感じる。反対に感性豊かな人のは水の様な水彩絵具の揺らぎや流れを感じる。



代表作の「A Few Small Nips」。和題は「ほんの些細な刺し傷」。ベッドに横たわる自分は血塗れ、額にまで血飛沫が飛んでいる。刺したのはベッド横に立つオトコ=夫である。これは夫が自分の妹とデキてしまった事を知った時に書いたモノだ。

「傷付いた自分の心と夫への憎悪を見事に表現した作品だ」というのが一般的な意見だが、皆さんは、特に女性読者は何を感じる?

ワタシは「疳」。激しいイーーーッ!を感じる。さっきの持論を出すならば、勘が鋭いばかりに知らんでイイ事を判ってしまった彼女は、危機を察知し、勘の刃で元凶である夫を刺し殺した。が、ソレが彼女の本望では無いのだ。彼女は傷ついた自分を夫に抱きとめて欲しかったのだ。でも、夫はしない。何故なら自分が刺し殺したから。二度と自分を抱きとめられない夫の屍を眺めその原因が自分である事、そして自分の願いが叶わない事を思い知る。そしてイライラする。気に入らない!気に食わない! そして、疳は爆発する。疳のマグマは絵を飛び出し、観る我々を、焼く。

1枚目の絵は「ひび割れた背骨」という題名。幼少期から小児麻痺で右足が不自由になり、学生時代には交通事故で全身を骨折、鉄パイプが子宮を貫通した為子供を産めなくなった。そしてその後も生涯で30回以上の手術を余儀なくされた彼女の哀しみと痛み、そして諦めに塗られた代表作だ。思い通りにならならい身体への苛立ちが疳を生み、だからこそ無垢であった心を護る為に勘を砥いだのだろう。

彼女は「歪んだ子供」
そして、ワタシも。

だから作品を観るたびに、痛い。
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